令和8年 著不04

 著作権法に関して。

問題(選択肢 2)

 新聞連載されていたエッセイの一部を、営利企業の入社試験問題として必要な範囲で複製して使用する場合、当該エッセイの著作権者の許諾を得る必要がある。

この説明は?
解答結果

あなたの解答:× 正解:×

解説

(試験問題としての複製等)
著36条 公表された著作物については、入学試験その他人の学識技能に関する試験又は検定の目的上必要と認められる限度において、当該試験又は検定の問題として複製し、又は公衆送信(放送又は有線放送を除き、自動公衆送信の場合にあつては送信可能化を含む。次項において同じ。)を行うことができる。ただし、当該著作物の種類及び用途並びに当該公衆送信の態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合は、この限りでない。
2 営利を目的として前項の複製又は公衆送信を行う者は、通常の使用料の額に相当する額の補償金を著作権者に支払わなければならない。

 本肢の事例は上記2項に該当する。
 新聞連載されていたエッセイという公表された著作物を、営利企業の入社試験問題として必要な範囲で複製して使用する場合、「当該エッセイの通常の使用料の額に相当する額の補償金を著作権者に支払わなければならない」のであり、著作権者の許諾を得る必要はない。
 よって本肢は誤り。

補足

 入社試験の問題で「入社試験の問題として使いますがよろしいですか?」などどいちいち事前の許諾を必要としていたら、それによって試験問題の内容が漏洩してしまう。

根拠条文・参照条文
カテゴリ

著作 - 著作物の利用

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