先日、弁理士試験のR8論文式試験の合格発表があったよね。
(受験した皆さま、お疲れ様でした)
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さっそくだが、合格者の受験番号一覧の下にあった記載を確認しただろうか。

54.5点。
要は、これまで慣例的に54点(≒偏差値54)だった合格最低点の引き上げがあったと。
そして、論文の合格者数は201名。
ここ数年の最終結果を見る限り、弁理士試験においては、だいたい毎年の合格者を200名以下に抑えたいといった思惑を強く感じるのだ。
それともうひとつ。
今年の短答式試験の後にあった、珍しいアナウンスを覚えているだろうか。
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【#弁理士試験】
— 特許庁 (@jpo_NIPPON) June 5, 2026
令和8年度弁理士試験短答式筆記試験の合格発表の延期についてhttps://t.co/EscTlrohlM#特許庁 #知財 pic.twitter.com/FV7ZOG5lak
個人的な推測に過ぎないが……
この合格発表の延期って、今回の論文の合格発表を見るに、短答の合格最低点を40点に引き上げるか否かで迷っていたのではないかと。
弁理士試験を運営的な観点から眺めた場合、いちばん労力がかかってメンドイのは論文の採点である。合格者の数を絞るなら、本来は短答の合格最低点を上げて絞るのがいちばん合理的なはずだ。
何より、短答自体が元より論文に挑む受験生の数を絞るための試験でもある。
ただ、これまで10年以上、受験機関なども一緒になって、とにかく39点取れ、39点がボーダー、ダイバージェンス39の向こう側を目指せなどとやってきた。この状態から予告もナシにいきなり合格最低点を40点に上げたら大騒ぎになってしまう。
さらにいえば、人生を賭けて挑んだ受験生がこんな不意打ちをくらった場合、最悪、自殺者だって出かねない。そんなリスクを懸念したのではないか。
だから、迷った上、今年に関しては短答の合格最低点を39点に保ちつつ、合格者を200名以内に抑えたいという全体戦略の観点から、論文で合格最低点を上げた……?(※あくまで推測ですよ!)
そのうえで、
今後は短答でも随時、合格最低点を動かすから覚悟してね☆(ニチャア
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真のメッセージはコレじゃないかなと思うのだ。
とにかく、論文の合格最低点が上がったというのは、麻雀でいえば白と發がポンポン鳴かれて、河に中が出ていない、ぐらいの状態である。当然に大三元(ここでは、短答の合格最低点が動くこと)を警戒すべきだといえよう。
短これを真面目にやっていれば40点ぐらいそう難しくはない点数だけど。
これから本格的に来季に向けた勉強が本格化するにあたり、もう来年からは「39点超えた、ヤッター!!」ではなくなることを肝に銘じておこう。

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